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辞められない悪い習慣。続けられない良い習慣。

はじめに

「よし、明日は朝5時に起きて、勉強するぞー!」

…てな感じで、前夜は意気揚々と決意を掲げるのです。

そう、ここまでは誰でもできます。
問題は、実行できるかどうかです。そして、2,3日で満足できません。習慣化させたいのです!

なぜ、こんなにも難しいのでしょう?

原因

主な失敗の原因として、以下が考えられます。
 1.変えようとするものが間違っている
 2.習慣を変える方法が間違っている
 
フムフム、なるほど。
で、何が間違っているの?

順を追って説明しましょう。

変化が起こるためには3つの段階があります。
1層:結果の変化
2層:プロセスの変化
3層:アイデンティティの変化

これだけではわからないので、順に例えてみます。

結果の変化

冒頭の僕の例だと、目的はズバリ「早起き」です。
この「結果の変化」だと、そのまま「朝に早起きする」ことが目的になります。

これは一番不十分で、習慣化するには無理があります。

「僕は明日から社長になるぞ!」なんて言ってみたところで、何も行動を起こさなければ、なるわけがありませんよね…w

プロセスの変化

これは、目的「早起き」に対するアプローチです。
例えば「夜は10時に必ず寝る」だとか、「目覚まし時計は3つ用意する」になります。
口だけでは誰だって難しいです。体現実行しなければ目的は達成し難いのです。

でも、これは誰だってやっていると思います。
だけど、何故か習慣化しない。
その答えは次です。

アイデンティティの変化

目的「早起き」に対して、どう考えているか?がヒントになります。

他にも例えてみると、こんなケースが考えられます
たばこを辞めた二人がいる、私は二人にたばこを勧めた場合。
   1人目:「結構です。やめようとしているので。」
   2人目:「結構です。たばこを吸いませんので。」

以前たばこを吸っていて、禁煙する目的を持った二人です。
一見同じに思えますが、2者は大きくことなる点があります。

1人目は”自分はたばこを吸う人間だけど、やめたいんだ”と考えています。
2人目は”たばこを吸っていたのは過去の自分で、現在の自分は吸わないんだ”と信念を持っています。

つまり、アイデンティティ=自分自身の在り方、信念です。
自分は”こうあるべきだ”と信念を持っている人は、それに対しての習慣は容易いことでしょう。

冒頭の僕の例では、まだまだ”僕は早起きする人間だ”なんてアイデンティティはもっていません。

だけど、アイデンティティと違う目的・プロセスを実行しようとすると、自己矛盾が発生してしまいます。
そう。考えただけでも難しいのです。

いままで目的やプロセスを意識していましたが、もっと自分の心について考えるべきなのです。

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